2020年12月15日火曜日

鬼滅の刃の大ヒットの秘密全集中公開!!!

映画興行収入300億円突破おめでとうございます。

鬼滅の刃が大ヒットしたのはなぜか?

大ヒットした理由は沢山語られていますが。

これから話すのは根元の部分、

核心をつく話をします。

 

まず3つの立場があります。

一つ目は読者の立場 それは面白い作品をずっと読みたい

二つ目は出版者の立場 面白い作品をずっと売りたい

三つ目は作者の立場 面白い作品をずっと書きたい

 

そして実はもう一つあります、

それが作品の立場です。

みなさんは作品に立場なんかあるのだろうかと

思われるかもしれませんが

作品の立場は3つの立場よりも一番大事で一番重要です。

 

なぜなら作品は生きているからです。

作品自体に姿(長さ)があります。

『作品を書いていたらキャラクターが勝手に動き出す。』


というマンガ家さんなどからよく聞く、作家あるあるですが、


これは本当です。



面白い作品であればあるほど長く続けようと作品本来の姿に継ぎ足しをします。

面白くなければ打ち切り、短くします。


今の作品は読者、出版者、作者の三つの立場から作品を

継ぎ足したり、作品を切ったりします。


これは『本来の作品』ではありません。作品を人間に置き換えると


自分の体を他人によって継ぎ足されたり、切られたりすることです。


たまったものではないのでしょうか。


        これはもう作品への虐待です。


作品が生きものである限り、作り手であれば


自分の作品を虐待(しかも作り手が直接!)されるのは耐えきれないと思います。


何の疑問も持たずに作品をそれに合わせるのがプロなんだという人や、


中には仕方なくやってこられた人もいると思います。

みなさんに知っていただきたいのは作品を守ることができるのは

作者だけだということです。

 

今まで作者に必要な才能とは

絵を上手く書く。

ストーリー作りが上手いでしたが

実はもう一つあります。それが

『本来あるべき姿の作品』を創り出すという才能です。

この才能は絵を描く才能やストーリー作りの才能以上に

作者に必要とされるものです。

 

作品と言うのは作品の中の登場人物であったり背景であったり物語全体です

作者が作品と語り合う、真剣に向き合う、作品の言葉に耳を傾ける

それをどこまで突き詰められるか、

そうして本来あるべき姿の作品を創り出すことができるのです。

 

鬼滅の刃は作者が魂込めて創りだした

本来あるべき姿の作品、本当の作品です。

だからこそ見る人の魂を揺さぶり感動を与えるのです。

 

 

売れるとか売れないとか読者がどう思うとか出版者の要望を聞くとか

そんなのは作者には関係ありますが作品には全く関係がありません。

作品は自分自身がこの世界に本当の姿で出てくるのを望んでいるだけなのです。

 

#鬼滅の刃 #紙芝居 #エンタメ


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