2018年8月5日日曜日

    『300年後の私たちに天才画家が送ったメッセージ』




この絵のタイトルは『老婆』。
画家はパルタザール・デンナーと言うドイツの画家。
この絵は現代の批評家にモナリザと同等と言わしめた絵である。
今から約300年ほど前の絵である。
日本では全くの無名と言っていい画家で
私は何の知識もなく展覧会でこの絵を見たとき衝撃を受けた。
この絵を見てから展覧会の他の名画と言われる絵を見ても
マンガ(いい意味で)にしか見えなかったのを覚えている。
それほどこの絵はリアルだったのである。
驚くべきはこの絵のモデルの老婆は存在しない。
画家の空想で描いているのである。
ある日、友人にこの絵のすごさを自分のことのように自慢していると友人は
『これフェイクファーやね。』
『フェイクファー?』
『この老婆が首に巻いているやつ。』

フェイクファーとは
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
合成繊維による人工毛皮の総称。本物より安く実用的なこと,捕獲禁止動物が増えたことや環境保護問題の表面化などで注目を集めている。
とネットで書いてあった。

300年も前の絵に現代のものが?
もう一度この絵を見てみると現代の我々が見るとあまりにも当たり前すぎて逆に見えていないものがあった。それはこの絵の構図だ。目を中心にピントを合わしてだんだんとピントをやわらかくぼやかしていく技法。これはまさしく写真の技法である。
写真はこの絵の100年後に発明されている。
このフェイクファーも現代の我々には珍しくない見慣れたものだ。
300年も前の絵にまだ発明されていない写真の技法で現代の人口毛皮が描かれている。これは紛れもない事実である。
ここからは私の個人の見解と言うか妄想だ。
この画家は現代の人間(しかも天才的な画家)で何らかの事情で300年前に行ってしまい(体ごとか意識だけ?)本当の自分を知ってほしいと願い、当時では存在しない現代の技法で現代のものをリアルに描き300年後いつか誰かが自分のことに気付いてくれると信じてこの『老婆』を描いた。

この『老婆』は歌川国芳の浮世絵に描かれたスカイツリーらしきものではなく、写真の技法で現代の人口毛皮をはっきりとリアルに事実として描かれた絵なのだ。そして300年後この絵の真実に気付くごくわずかな人間に送られた画家の願いのこもったメッセージが隠された絵なのである。
そう思ってもう一度この絵を見てみると心にジーンとくるものがある。
そしてこう心の中でつぶやく
『私は気付いています。あなたのメッセージに。』と。


追伸
海外のウェキペディアでパルタザール・デンナーが載っていた。
直訳に変換すると生涯の出来事において気になる一文があった。

Balthasar8歳のとき、彼は彼の人生を忘れてしまった事故に遭った。』

信じるか信じないかはあなた次第です。

2018年4月7日土曜日

『HIKAKIN、はじめしゃちょーを超える全く新しいユーチューバー』


HIKAKIN、はじめしゃちょーを超える全く新しいユーチューバー、それは..。

現在のユーチューバーの主流はおもしろ動画、ゲーム実況、グルメ、英会話、メイク
などをユーチューブで発信しているものがほとんどである。
そのトップがHIKAKIN、はじめしゃちょーである。
そして最近はユーチューバー同士のコラボが増えてきている。
今、ユーチューバーは過渡期にきているのではないだろうか。
その中で私の予言として言いたいのがユーチューブで今までにない『何か』をすることで、たった一人(少人数)であらゆる業界のトップを超えるユーチューバーが今後出てくると言うことだ。
超えるというのは誰が見ても客観的な事実である売り上げであったり、シェア、人数、数などである。そのどれか一つでも業界のトップを超えるユーチューバーを
私は

『スーパーユーチューバー』

と定義したい。
もっと簡単にわかりやすく言うとドラゴンボールZのスーパーサイヤ人のように全く新しいユーチューバーがでてくるということである。
その『スーパーユーチューバー』になるにはおもしろ動画、ゲーム実況などではなく今までにない『何か』をしなければならない。

追伸
これは新たな時代の幕開けである。が『スーパーユーチューバー』が将来の主流になるかどうかは時代が『スーパーユーチューバー』を選ぶかどうかである。

2018年2月1日木曜日

『松本人志 実はツッコミの天才説』


ほとんどの人は松ちゃんがツッコミの天才だとは気付いていない。
それはボケがすごすぎるのとツッコミは浜ちゃんに任せてボケに徹しているから
気付かれにくいのだ。
だがごくたまにテロップにも出ない松ちゃんのツッコミが存在する。
松ちゃんがツッコんだとき浜ちゃんがケラケラと笑っている、それがその時である。
一番の例が昔のガキの使いのトークで(前後の話は忘れたが)
浜ちゃんが『チンパンジー。』
というのを『チンパンジ。』とのばさず言ったのだ。
間髪入れずに松ちゃんが
『どんな子供やねん!』そして浜ちゃんがケラケラと笑った。
そのやり取りは本筋の話と違うためすぐに本筋の話に戻っていった。


このすごさがわかるだろうか?

フリートークで本筋の笑いを創っている会話の最中に浜ちゃんの何気ない言葉を拾い
間髪入れずに一番面白い言葉でツッコむ。
一切ボケていないのである。
さらにすごいところはツッコミむ言葉自体がボケでもない通常のツッコミでもない言葉で笑いを創っているのである。
『チンパン児』
『どんな子供やねん!』
この笑いがわかる人は島田紳助がイメージ出来ん奴は紳竜の漫才はわからんと言っていたことと同じである。
イメージ出来る人にとってはこのやりとりは大爆笑である。
そしてすごいと感動するのである。だから子供には分かりにくいしイメージの乏しい人には面白さがわからないのである。

『チンパン児』
『どんな子供やねん!』
一般の人は浜ちゃんのゴリラの合成写真を見て笑う。
しかし松ちゃんはこの瞬間にイメージをして浜ちゃんを笑せる。


実はこのやりとりの笑いは全く新しい笑いなのである。
普通の会話の中にある言葉をその笑いにできる言葉を見つけ創造を掻き立てられる言葉で瞬時に返す。
それを松ちゃんは一人でやって成立させているのである。
ニュートンが日常にある出来事から万有引力という真実を見つけるが
松ちゃんはさらにそこから笑いを創造する。
『笑ってはいけない』や『すべらない話』などがそれを実証している。

松本人志 本当はツッコミの天才なのである。