2017年6月24日土曜日

『こどもの時一番ワクワクした思い出。』

今から約35年前、アニメ機動戦士ガンダムのプラモデル通称『ガンプラ』が
社会現象になっており、どこもかしこも品切れ状態で京都のまあまあ田舎に住んで
いたわたしのところのプラモデル屋さんには少ししか回ってきませんでした。
そして入荷したとの情報が入ると開店数時間前に並び整理券をもらいあとで買うと
いうものでした。並んでも整理券をもらうことができない子供もたくさんいました。
『ガンプラ』は数が少なく選ぶこともできずやっと手に入れたのが「ボール」だった
のでした。
それからも並んでも整理券をもらうことができない日々が続きました。
『ガンプラ』は私の中では幻と化そうとしていました。
ところがある日、父親が『ガンプラ』をお土産に買ってきてくれたのでした。
それはなんと

『シャアザク』!!!(シャア専用ザク)


当時わたしは小6で思春期をむかえようとしている時期で素直に喜びを表現するのが恥ずかしい年ごろでした。にも関わらずその時、わたしは飛び上がって喜びました。(子供って本当にうれしいとき飛び上がって喜ぶものなのだ!)
また父親のことが今までで一番すごいと思った時でもありました。
そして『シャアザク』を無我夢中(まさにこの言葉がぴったり)で作りました。
これがわたしの『こどもの時一番ワクワクした思い出』です。


そして今、わたしはスタジオしあわせの代表として『かみしばいTV』と『マンガかみしばい絵本』という作品を作っています。
それは子供たちにとってスタジオしあわせの作品があの時のわたしにとっての『ガンプラ』のような作品であってほしいという思いを込めて、またあの時のわたしのように無我夢中で作っています。
もしこのブログを見ていらっしゃるのが親御さんの方であれば、わたしに『ガンプラ』を買ってきてくれた父のようにスタジオしあわせの作品をあなたのお子様に届けて頂ければ幸いです。

『かみしばいTV』https://www.youtube.com/channel/UCudJelVYxx3BAQ0Xtzlk0pA

『マンガかみしばい絵本』http://studio-shiawase.jp/service2.html


2017年6月7日水曜日

『プリンスが教えてくれたこと』


プリンスが教えてくれたこと。
それは..。

今から話すことはほぼ私の自慢話になりますので
しばらくの間辛抱していただきお付き合いください。

プリンスの曲はポップ、ロック、ジャズ、ラップ等々あらゆるジャンルがあり
ただ単に各ジャンルの曲をやっているわけでもない。
それに今までだれも聞いたことがない曲、どのジャンルにも属さない曲もある。
今までだれもやったことがない映画も。
名作映画『パープルレイン』のすごいところ魅力的なところは
名作映画『ロッキー』はシルベスタスタローンが演技としてボクシングをしている。
しかし『パープルレイン』はミュージシャンプリンスがロックをしている。
これを『ロッキー』に置き換えるとシルベスタスタローンが本物のボクサーでしかも本物の世界チャンピオンとして「実在している」ということである。
こんな『ロッキー』があるなら『ロッキー』を軽く超えた名作になるだろう。
またプリンスのライブを見るということは映画『ロッキー』の世界タイトル戦の試合が現実として見ることができるというようなものである。
こういう切り口から映画『パープレイン』のすごさ、魅力を語っているのは
だれもいない(多分..。)。


本題に入ります。
すでに廃刊になっていますが音楽雑誌ポップギア1991年12月号のイラストコーナーで私のイラストが載りました。
ここで質問です。
一度に沢山のイラストを載せること。
しかも単一アーテイストで。(各バンドメンバーを描くのではなく)
そしてコンセプトがしっかりしたもので載せる。
これで掲載されるということは今までだれもやったことがないことである。
(現在もいろんな雑誌などで見たことがないです。多分..。)
あなたならどのようなイラストを描きますでしょうか?

正解は(当然自分で勝手に正解としています。)
41作品中12作品が私の作品でした。(約3分の1が私の作品!)
アーティストはプリンスのみで掲載。
コンセプトとしてプリンスのデビューから91年まで(グラフティブリッジのころ)のヘアーの変動画をイラストにしました。
ちなみに編集部様のコメントはというと
「この涙ぐましい努力と根性には編集部一同、脱帽しました。お見事!!」
でした。

『プリンスが教えてくれたこと』

それはプリンスの魅力的な音楽、戦略、仕事に対する姿勢など生き様です。
その中で一番自分にとって教えてもらったことそれは

『今まで誰もやったことがないことをする』

である。

プリンスはそれを音楽でやってくれた。

私は1991年12月にイラストでそれをやった。

現在、私は『かみしばいTV』、『マンガかみしばい絵本』でそれをやっている。

私の自慢話に最後まで辛抱していただきお付き合いしてくださったことを
心から感謝致します。
もし興味のある方は下記までぜひ。