2019年4月21日日曜日

『誰も知らないプリンス、真のメッセージ』


プリンスが亡くなって3年。
亡くなった当時たくさんの音楽雑誌が特集をしたり追憶本が出た。
しかしどの雑誌や本にもプリンスの真のメッセージが書かれていなかった。
プリンスの真のメッセージは作品の中に散りばめられている。
人々は曲がどうとかヒットしたとかなどなどミュージシャン・プリンスとしての評価ばかりで人間としてのプリンスのメッセージを今まで誰一人語るものがいなかった。
私は時々こんな話を思い出す。
「賢者が真実を指さした。しかし人々が見ていたのは賢者の指先だった。」
これから語るのは私個人の見解であり妄想である。

プリンスの作品の中でしばしば生まれ変わりに言及している作品がある。
一番代表的なのはフィギアスケートの羽生結弦選手がSPで採用したことでも知られている曲『レッツ・ゴー・クレイジー』である。
この曲の始まりの語りの部分

愛する人よ
われわれは人生を生きる
人生は長い長い道のり
だが待て
来世がある

(映画『パ-プル・レイン』の中の日本語訳)

この曲はシングルカットして全米1位を記録、この曲が収録されているアルバム『パープル・レイン』も1984年に全米1位を記録。世界的大ヒットをしている。
みんなはこの曲の歌詞「来世がある」を比喩としてプリンスは歌っているととらえている。しかしプリンスは言葉通り事実として「来世がある」と歌っているのである。愛する人へ。
注意)これはあくまでも来世が実在するのだといこうことではなく、プリンスが「来世がある」と個人的に信じているということである。これは私の個人的な見解であり私自身来世があると信じているわけではない。またそれを肯定するために語るものでもない。


1988年発売アルバム「ラブセクシー」はテーマが『再生』と言われている。
言葉通り「再び生まれる」である。

生まれ変わりについて調べてみると唐突だが12千年前に滅んだ超古代文明アトランティスまでは人は両性具有であり人とイルカで生まれ変わりを自由に選べていたとある。
しかしアトランティス崩壊後、生まれ変わりは、人は人で生まれ変わりイルカはイルカで生まれ変わり、性別も男と女に分かれたという。
「本当かあー?」、「胡散臭い、マユツバものだ!」とみなさんはそう思うだろう。
私もそう思う。
プリンスの曲にこれを語ったものがあるかどうか調べてみるとなんと1995年発売アルバム「ゴールド・エキスペリエンス」に収録されている曲「ドルフィン」があった。

もしイルカになって戻ってきたら
君は僕の言うことを聞いてくれるかい
(中略)
君に泳ぎ方を教えてもらう前に死んでしまうんだ
そしてイルカになってまた戻ってくるのさ
(中略)
僕は戻ってくるよ ベイビー
僕を受け入れて 友達になっておくれ
イルカ
イルカとして

そして両性具有についてはプリンスが改名後読み方がわからないシンボルの形がそれだ。
男の記号と女の記号とト音記号とラッパの記号をミックスしたものだ。
この改名後第一弾としてアルバム「ゴールド・エキスペリエンス」が出ている。

生まれ変わりの特徴で前世の才能や能力を来世にも持ち越せることがあると言われている。
天才といわれる人がそれで前世でその才能や能力をマスターしていることで今生にそれが生かされているというものだ。
ウェキペデイアではプリンスは27種類以上の楽器が演奏できるとし曲も膨大な数があるとされている。この人間離れした演奏能力、作曲の才能はこの説から考えるとプリンスは前世は音楽家だと推測できる。ではプリンスは前世はどんな音楽家だったのだろうか?プリンスは生まれ変わりを信じていたとしたら自分の前世は誰だったのかどんな音楽家だったのか知っているはずだ。そしてプリンスはそれを私たちに何らかのメッセージとして送っているはずだ。
プリンスは27種類以上の楽器が演奏でき、曲も膨大な数を作っている。曲作りのスピードはとても早いという。昔に存在したプリンスに似た天才的な音楽家は一体誰だろか?ヴェートベンは努力の人というイメージがする。一般の人が思う天才的な音楽家と言えばやっぱりモーツァルトではないだろうか?この仮説でもう一度プリンスのアルバム及び曲を調べてみる。すると気になるアルバムがあった。
1994年発売アルバム「プリンス19581993 Come」だ。
このアルバムが当時プリンス名義では最後のアルバムになっている。
プリンスは「プリンスは死んだ。」といいそれから読み方がわからない記号の改名 をする。
このアルバムのタイトル名、普通なら「Come だ。しかしアルバム名にあえて「プリンス19581993」と入れている。プリンスは1993年に死んだということだ。「プリンスは死んだ。」と宣言しているのだ。では一体プリンスは何歳で亡くなったのか?それは享年35歳である。プリンスの前世は35歳で亡くなったプリンスに似た偉大な音楽家だ。それがヒントだ。
まさかとは思いモーツァルトの亡くなった年齢を調べてみると、な・な・何と!

35歳!

プリンスはメッセージとして
「おれはモーツァルトの生まれ変わりだ!たくさんの楽器が演奏できて曲もいっぱいつくっているんだ!みんな気づけよ!」といっているのではないだろうか。
これを本当に他人に言ってしまうと「頭おかしいんとちゃう?」と思われるのがおちだ。
だからわかる人にはわかるようにあえてアルバムのタイトルに「プリンス19581993」を入れたのである。


プリンスは「レッツ・ゴー・クレイジー」で
「来世がある」と歌っている。
生まれ変わりの統計で最短で死後10ヶ月後に生まれ変わるとしている。
プリンスが亡くなって3年が過ぎた。
もしプリンスが最短で生まれ変わっていると仮定するならば10年後20年後に
沢山の楽器が演奏できて沢山の曲が作れてしかも踊って歌も歌える人間が出てくるはずである。
プリンスの真のメッセージ、それは
「僕はまた君に会うために戻ってくるよ。沢山の楽器が演奏できて沢山の曲が作れてしかも踊れて歌も歌える人間として!だから僕の死を悲しまないで」と。
以上は私個人の見解であり妄想である。

最後に私のメッセージを贈ります。
  
プリンス ありがとう さようなら また会う日まで