2019年11月16日土曜日

『空を飛ぶ世界で最初のヒーローは?』


「空を飛ぶ世界で最初のヒーローは?」と言うとほとんどの人が
「スーパーマン」と答えるだろう。
世界で最初のヒーローとネットで検索すると出てくるのはスーパーマンである。
スーパーマンはみなさんご存知の通り赤いマントをまとい空を飛ぶ。
そのスーパーマンは1938DCコミックに初めて登場する。(ウェキペデイアから)
ちなみにバットマンは1939DCコミックに登場。
このスーパーマンから空を飛ぶヒーローの歴史が始まる。
空を飛ぶヒーローは日本では鉄腕アトムに始まりウルトラマン、アンパンマン、そしてドラゴンボールに受け継がれていく。日本では各世代に空を飛ぶヒーローが存在するのである。
映画の興行収入世界一となった大ヒット映画「アベンジャーズ エンドゲーム」の主役アイアンマンも空を飛ぶ。今や空を飛ぶヒーローは全世界に受け継がれているのである。


それでは再度正確にみなさんに質問させていただく。
『空を飛ぶ世界で最初の本当のヒーローは?』
みなさん 「ン?」となっていると思われるが実は空を飛ぶ世界で最初の本当のヒーローが存在するである!
スーパーマンより7年も前に空を飛ぶヒーローが存在していたのである。
しかもこの日本に!
そのヒーローとは...

そのヒーローとは、紙芝居から誕生した『黄金バット』である!

黄金バットはスーパーマンより7年も前の1931年に紙芝居に登場していたのである。
ちなみにバットマンより8年も前の登場になる。
黄金バットは鉄腕アトム世代より前の日本の全国の子供たちに絶大な人気を誇っていた。
黄金バットいうヒーローはどんな姿かと言うと
黄金のどくろの面で、真紅のマントをまとい、常に紅こうもりの大群をともなって登場する。
黄金バット(黄金こうもり)は、赤いマントをまとい空を飛ぶスーパンマンよりも前に赤いマントをまとって空を飛び、こうもりをモチーフにしたバットマンより前にこうもりの大群を伴って登場する。
「紙芝居と言えば黄金バット、黄金バット言えば紙芝居」と言われるくらい人気があった。
これがほとんどの人に知られていない事実である。

紙芝居のヒーローはコミックのヒーローより7年も前に誕生していたのである。
これから語ることは私の仮説である。
紙芝居のヒーロー『黄金バット』はネットのない時代アメリカまで伝わるのに7年かかった。
どくろはアメリカでは不吉で忌み嫌われているためそのままの姿では受け入れられない。
スーパーマンは黄金バットから赤いマントで空を飛ぶスタイルを受け継ぎ
バットマンは黄金バットの名前を受け継いだと考えられるのではないか。
ただの偶然でこの仮説を否定できるだろうか?
また偶然でもここまでの偶然があるのだろうか?

しかし偶然だろうが必然だろうが紙芝居のヒーロー『黄金バット』はコミックのヒーロー『スーパーマン』より7年も前に日本に存在していたという事実は誰も疑いようがないのだ。


紙芝居のヒーロー『黄金バット』が誕生していなければスーパーマンもバットマンも鉄腕アトムもウルトラマンもアンパンマンもドラゴンボールもそしてアベンジャーズも誕生していなかったかもしれないのである。


以上、私の仮説が正しいかどうかはみなさんの判断に任せることにする。

追伸
スタジオしあわせの作品にかみしばいムービー『しあわせのだいぼうけん』がある。
その主人公しあわせは空を飛ばないが赤いマントをまとっている。

しあわせは紙芝居のヒーローの正統な後継者なのである。

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